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【愛の反対は憎しみではなく、無関心】患者から医師へのお手紙No1

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患者から医師へのお手紙No1は、「愛の反対は憎しみではなく、無関心」をフォーカスしてみて、無関心の表れパターン場面ごとにした。
アメリカの医療訴訟の実情よりなぜかなぜ内科医が訴えられるので訴訟を分析したところ、コミュニケーションが重要である。
患者は病気に苦しんでいる人、医療提訴は、過去を生きるものだし、どちらも不幸になる。

 


「愛の反対は憎しみではなく、無関心」

マザーテレサ:「愛の反対は憎しみではなく、無関心。」

無関心の表れパターン

病室の回診

大部屋に入院している時、主治医が入ってきたけど、他の患者さんの所へ行った際、一言の言葉も無かったし、顔をこちらに向けず、そのまま立ち去ったの。

患者さんの様子見

リハビリ室で一生懸命リハビリテーションをしている時に、主治医が部屋に入ってきたけど、気づかず出て行ったの。

入院生活

患者が、ナースステーションの前を通過した時、担当の看護師さんと目が合ったが無視されたの。

家族を大切に

入院患者の家族がベットサイドにいた時に、主治医の回診があったが、挨拶を交わし、診察結果のみを言って、早々に帰って行ったの。 

アメリカの医療訴訟の実情より

アメリカの文献『「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい第一感』著者は、「米国屈指のビジネス書作家」とも言われている、マルコム・グラッドウェル氏(光文社)。

この本の中には、「訴えられる医師と訴えられない医師」の部分があります。

 

その中に、癌患者のレントゲンを見て診察をした内科医が訴えられた案件が搭載されています。

患者さんは、早期発見ができなかったので、医師を訴えることにしました。

通常の訴えるパターンは、早期発見にはレントゲン医師が対象になります。

でも、患者は、癌腫瘍が写っているレントゲン写真を見て診察した内科医を訴えました。

なぜ内科医が訴えられるの?

実は、内科医は、レントゲン写真を見て診察をした時、

  • 患者さんに喋らせなかった
  • 「他に異常はないか?」とも質問をしなかった。

よって、人間扱いをしてくれなかった理由から、ミスが無い内科医を訴えたのです。

この部分は、医療事故訴訟が専門の弁護士アリス・バーキンの経験談を記載されている部分です。他にも参考になることが記載されています。

『あの先生のことは好きだから先生に悪いと思うが訴えたい』は、一度も経験無い。

この書籍は、

医師が医療事故で訴えられるかどうかは、

  • ミスを犯す回数とはほとんど関係ない。

と結語を導き出しています。

訴訟を分析したところ、

  • 腕の良い医師が何度も訴えられたり、
  • たびたびミスをしても訴えられない医師がいること

が分かった。

一方で、医師にミスがあっても訴えない人がかなりの数に上ることも分かった。

要するに、患者はいい加減な治療で被害を受けただけでは医師を訴えない。

医師から個人的にどんな扱いを受けたかである。

医療事故の訴訟にたびたび見られるのは、

  • 医師にせかされたとか、
  • 無視されたとか、
  • まともに扱ってもらえなかった

という訴えだ。

という内容です。

他にも、説明が3分短かったら訴えられる可能性が高いとか、威圧的な声の医師は訴えられる可能性が高いも収録されています。

なんか変な感じがするでしょうか?

それは、コミュニケーションの考え方です。

コミュニケーションとは、

  • 上手に話す。
  • 言いたいことを上手に伝える。

などと考えているのではないでしょうか?

 

実は、この勘違いを考えることに、マザーテレサのメッセージが効果があります。

「愛」の反対は「無関心」ということです。

向かい合って会話をしているけど、一方通行の会話で、片方が相手の喋る話を聞いているだけの場面では、聞き手は個々の存在価値が感じられません。

少しでも良いから、聞き手に関心を持っていたら、話し手より質問が出てくるでしょう。

医師とご家族の場合、話し手は医師、聞き手はご家族です。

医師が、ご家族に向けての「体調はどうでしょうか?」「温くしていますか?」で良いと思います。「風邪には気をつけてください。」と・・・。

これは、「ご家族にも関心がある」という愛のメッセージになると考えます。

患者は病気に苦しんでいる人

患者さんが通う病院、クリニックで好きな先生に診てもらうことが、どんなに力強いか分かりますか?

患者は、病気に苦しんでいる人間です。

大好きな先生に診てもらうのは、「医療の誠意」です。

「医療の誠意」は、後ほどお手紙をお届けします。

 

患者は、モンスターではありません。
「先生が好き」という環境をキープしたいのです。

だって、そうでしょ。

人間は、不完全な生き物です。

感情もメンタルも言語も複雑な繋がりを持っています。

人は、ミスもします。

でも、ミスした時でも、大好きな先生でいてくれたら、「提訴」に向かうことなく「自己完結」を引き出して未来を穏やかに生きていけます。

医療訴訟は、はっきり言って、過去に引き戻されるものです。

医療提訴は、過去を生きるもの

医療提訴は、過去を生きるもの、患者は、未来を生きたいのです。

医療提訴は、病気に苦しむ患者さんの入る領域ではありません。

 

医師の先生は、患者さんに「どうでしょうか、調子は」と主語を抜き話し掛けて下さい。

そしたら、患者さんは、ゼロ思考になり

  1. 自分の症状
  2. 自分の気持ち
  3. 自分の優先順位のこと

などを溢れるくらいに喋れることができます。

争いは、勝った方も負けた方もどちらも不幸ですから。

大好きな先生へ


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トップ画像引用元:Lewis Roberts, Unsplash