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心療内科にカウンセリングを求めちゃダメなわけ

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心療内科にカウンセリングを求めちゃダメなわけは、カウンセリングを受ける理由と心療内科の診療報酬はマッチしていない。
心療内科ではカウンセリングではなく、問診で診断する正体は、診断基準。日本のカウンセリング実情は本質を追っているのか。

 

カウンセリングを受ける理由

よく見聞きします。

「話を聞いて欲しいのだけど・・・」

  • モヤモヤが嫌のですよね。モヤモヤをどうにかしたいのですよね。
  • こころの中の引っかかりをとって欲しいのですよね。
  • 誰かに思いっきり話したいのではないでしょうか。

でも、こんな時は、「心療内科」に行かないでください。

内科医は、こころの専門家ではなく、医療の専門家ですから。

医師は、診療行為をする専門家です。

症状を治療して欲しいなら行くと診療をしてくれます。診療のことは、国が決めています。

料金は、次のようです。

 

心療内科の診療報酬とは

平成28年診療報酬点数表 | しろぼんねっと
第1節 精神科専門療法料

  • I004 心身医学療法(1回につき)

1、入院中の患者 150点
2、入院中の患者以外
イ) 初診時:110点
ロ) 再診時:80点

 

ただし、30分以上という制限が付いています。

こころ優しい医師には、30分以上話を聞いても、約1,000円しか料金を受け取れない仕組みです。

これって、一般のカウンセリングは30分が約5,000円ですから、割に合う金額ではないのです。

心療内科のカウンセリングではなく、次の医行為の「問診」の意味が大きいです。

 

心療内科ではカウンセリングではなく、問診で診断

心療内科医は、主たる業務が、投薬治療です。

実は、「こころの病気」と表現しても実際にはこころが患部ではないのです。

そもそも「こころの病気」とは、精神伝達物質の増減によって感じる症状だと言われています。

近年、その論拠が崩れたという報道もありましたので、解明不十分な領域だと思います。

でも、精神伝達物質の増減によって感じる症状をコントロールするのは、薬です。

この薬は、医薬品として「物質を補充」する役目のものですね。

暗く落ち込んだ気分を明るくする物質は

  • セロトニン
  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン

と言われています。

この物質を補充するイメージです。

心療内科医の問診の正体

内科医は、医薬品のプロです。

頭の中には無数の医薬品の名称、効能効果、用法用量までインプットされています。

電話で、看護師に投薬の指示をしている姿は一見の価値があります。

全部覚えているのです。止まらない速さで医薬品の指示を出すのです。

「〇〇を*ミリ何回投与しよう」ってドラマよりカッコイイですよ。

その薬のプロが、「こころの病気」を診る時頭の中にあるものは

  • うつ病の診断基準(大うつ病診断基準DSM-IV)

 です。

この診断基準を頭の中でチェックしているのです。

「気分は?睡眠は?いつ頃から?頻繁?」とチェックしているのです。

心療内科医は、投薬治療をするプロです。

診断基準に沿って投与する医薬品を選出します。

これがプロのお仕事です。

 

日本のカウンセリング実情

「60分****円」は、避けた方が良いかも。

そもそも、あなたは原稿も無く、60分以内で話せますか?伝えたいことが伝えられますか?

一言で表現すると、「悩み、不安、生き辛さは、60分の話ではない」

なぜなら、人の感情は、生まれ育った環境から生まれる

  • 普通、常識、標準、みんなが(主語を歪曲)
  • 意地、こだわり、コリ、プライド(4つの邪魔)
  • 思い込み、勘違い(生き辛い素)

これらが、生み出す何かが無意識領域に溜まっているから、生き辛いのです。

60分では、細切れに話しても効果はありませんね。

なぜなら、人は、自己開示話をする時には脳内快楽物質のドーパミンなどが分泌するというハーバード大の研究発表が存在しますから。

カウンセリングの現場では、話し手は60分、120分経った頃に猛烈にスピーチを始める傾向にあります。

これは、やっと自分の話ができるイメージです。

これは、60分、120分と時間をかけて、自分を振り返るから自分の中で整理ができ、原稿が浮かんできたイメージでしょうか?自分の想いを猛スピードでスピーチするのです。

このスピーチは、こころの叫びです。一気にこころを出すような話です。

カウンセラーは、表面のみの話を聞いたら、結局表面の共感をオーム返しに返すのみです。

人のモヤモヤは、そんな単純ではないでしょう。

日本のカウンセリング事情は、話を聞けない、話をさせない、解決に導けないの「3ない」でしょうね。

だから、「うさんくさい」、「宗教か?」と言われるのが実情です。


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トップ画像引用元:Stanley DaiFollow, Unsplash